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本好きなのに国語のテストの点が悪い原因

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塾をしていると、

さいころから読書が大好きなんだけど、

暇があったら本をよんでいるのに、

国語のテストで点が取れないという

ご相談を受けることがあります。

 

そこで、どのような本を読まれているかをお伺いすると

読書好きで国語のテストで点が取れない生徒の多くは

読んでいる本のほとんどが

小説などの物語文だけで、

読んでいる本の分野、種類が

狭い場合が多いです。

 

国語のテストで出題される問題は大きく2種類

あります。

 

小説・物語文

論説・評論文

 

高校、大学入試でもこの2種類の文章が出題されます。

 

読書好きで小説を中心に読んでいる生徒は

①小説・物語文はできるけど論説・評論文はできないという場合が多く、

なかには

②小説・物語文もできないという生徒もいます。

 

①の場合は読む本の種類を広げることで解決する場合があります。

読書好きなお子さまはもともと活字を読むことに慣れているので、

論説・評論文も読んでいくようになればその文体に慣れ、

問題が解けるようになっていきます。

 

論説・評論文を読んでも解けるようにならない場合や

②の場合は文章の読み方を変える必要があります。

考えて文章を読む、精読をする力が身に付けば

国語の問題が解けるようになっていきます。

 

考えて文章を読む、精読することについてはこちらの記事をご覧ください。

jukupapa.hatenablog.com

 また、この2種類の文章の問題を解くには、

2種類の文章の特徴を知ることも重要です。

 

小説・物語文の特徴

人物の性格・心情などを問われる問題が多く出題されます。

 

小学校の国語の問題では「どのような気持ち」と聞かれれば、

気持ちにかかわる言葉を探せば答えは見つけやすいです。

 

しかし、中学、高校では本文中に心情や性格が

そのまま書かれていることはまずありません。

 

心情や性格を本文中にある情報から推測して、

答えを導き出す必要があります。

 

心情や性格を推測するときに、

知っておくと便利な考え方があります。

 

それは、

性格は心情に影響する

心情は言動に現れる

ということです。

 

例えば、

怒りっぽい性格なら怒りの感情が生まれやすくなります。

怒りの感情は荒っぽい言動を引き起こしやすくなります。

 

つまり、

「性格、ものの考え方、見方」が

「気持ち、感情」の原因であり、

「気持ち、感情」が

「言動」の原因である。

という考え方です。

 

国語の問題で「感情」を問われれば、

「感情」に関係する「性格」や「言動」についての記述を探し、

その内容から「感情」を推測することで答えが導き出されます。

 

例えば、

「Aくんは、机をたたきながら、声を荒げて話し出した」という記述があれば、

「Aくんは怒っている」ということが容易に推測できます。

 

実際の問題はもっと複雑ですが、

「心情」を推測する際に根拠となる情報が

「性格」や「言動」である点は同じです。

 

本文を読み返す際に、指針をもって読み返すことで

根拠をもって問題に回答することができるようになります。

 

論説・評論文の特徴

筆者の考え・主張を問われる問題が多く出題されます。

 

論説・評論文を解くためには、

文章の背後にある論理構造を理解したうえで問題を解く必要があります。

基本的にひとつの問の中にある筆者の考え・主張はひとつです。

筆者はその考え・主張を読者に理解してもらうために、

文章を書いています。

 

そのため、各段落ごとに明確な役割があります。

 

問題提起をする段落

考え・主張を説明する段落

考え・主張の根拠を示す段落

考え・主張の例を挙げる段落

考え・主張の反例・反論を挙げる段落

結論を述べる段落

などの段落があります。

 

この段落構成を読み取ることができ、

文章の背後にある論理構造を理解できれば、

根拠をもって回答することができます。

 

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