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高校生のうちに洋書を読む経験を~学校教育でも洋書は読めるようになる~

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運営している塾の高等部では、学校のテスト対策や課題のサポート、大学受験対策を行っています。

 

それと並行して、英語教育にも力を入れています。

その一つとして洋書を読めるようになることを、目標とした取り組みをしています。

 

学校教育での英語は、どうしても大学受験対策になり単語・熟語の暗記、文法理解、長文読解など勉強色が強くなってしまいます。

もちろんそれが大事なのですが、せっかく英語を学習するのなら、英語を使いこなせるようになってほしい、英語を使うことの楽しさを知ってほしいとも思っています。

 

そこで、洋書を読むことにチャレンジし、苦なく、自分で洋書を読んでいけるようにサポートをしています。

 

生きた英語に触れることで、英語の力はどんどん伸びていきます。

英語は、楽しみながら伸ばしていくことができる教科でもあります。

 

洋書の中で、自分が学習してきた単語や、文法に出会うことで自分の頭の中にあった英語の知識が、断片的で無機質ものから連続性のある有機的なものに変化していきます。

 

それが、自分の頭の中に生きた英語が芽生え始める瞬間です。

この経験の積み重ねが、日本語と同じように、英語で書かれた文章を理解していく力になっていきます。

 

また生きた英語に触れることは、普段の英語学習にも意味を与え、それが学習意欲につながっていきます。

 

この記事では、塾での具体的な取り組みを紹介させて頂きます。

この記事を読んで頂ければ、高校生が洋書を読むための準備をどのようにすればよいかを分かってもらえるかもしれません。

 

 

取り組みを始めるタイミング

学校の授業がある時期は生徒も余裕がない場合が多いので、英語を楽しむ話をしてもあまり響かないことが多いです。

 

しかし、高校入試が終わった中学3年生の春休み、もしくは高校1年生の夏休みなどの長期休みに話をすると興味を持ってくれる生徒が多いです。

 

生徒とは、毎回定期テスト後に必ず1対1で面談をしているので、そのときに英語についての話をしています。

 

また、生徒と志望校や将来の夢について話す機会も多いで、生徒の興味に合わせて英語の話をしています。

 

 テスト後の面談については、こちらの記事で詳しく説明しています。

jukupapa.hatenablog.com

 

初めに取り組むこと

いきなり生徒に洋書を渡すと、生徒も負担に感じるので洋書の入門書や、英語絵本から進めています。

 

洋書の入門書を活用

洋書の入門書として使っているのはビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」です。

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

 

 

日本人向けに書かれている本なので、日本人にとって読みやすい内容になっています。

 

日本人が洋書を本格的に読み始める前に、ウォーミングアップとして読むのにちょうどいい本です。

 

対象は中学校の文法がある程度理解できている方なら、読み進められます。

 

この本の続編として、7冊の本が出版されており、文章の内容も始めは簡単な文章から、だんだんと複雑になっていくので、徐々に英語の文章が読めるように工夫されています。

 

内容も面白く、私自身一気に全巻を読んでしまいました。

 

この本の詳細については、こちらの記事で説明しています。

jukupapa.hatenablog.com

 

英語絵本を活用

英語絵本の場合は、「Oxford reading tree」という英語絵本シリーズを使用しています。

この絵本は「Leveled readers」という小さな子どもでも読みやすいようにレベル分けされたものです。

1ページ1文字の絵本から始まりレベル順に読んでいくことで、自然と英語が読めるようになっていきます。

 

「Oxford reading tree」については、こちらの記事で詳しく説明しています。

jukupapa.hatenablog.com

 

また、2019年10月31日に「Oxford Reading Tree」300冊を含む、約900冊の電子書籍が読み放題のサービス「Oxford Reading Club」がオックスフォード大学出版局株式会社(Oxford University Press)からリリースされました。

 

このサービスを活用することで、より手軽に生徒に英語絵本を提供できるようになりました。

 

「Oxford Reading Club」については、こちらの記事で詳しくご説明しております。

jukupapa.hatenablog.com

 

英語絵本の取り組みは、比較的女の子に受けが良いように思います。

読書好き、絵本好きの子にはぴったりです。

 

英語を読むことに慣れてきたら

生徒の興味に合わせた本を用意していきます。

ドラゴンボールが好きな生徒には、ドラゴンボールの英語版マンガを用意します。

Dragon Ball (3-in-1 Edition), Vol. 1: Includes vols. 1, 2 & 3 (1)

Dragon Ball (3-in-1 Edition), Vol. 1: Includes vols. 1, 2 & 3 (1)

  • 作者:Akira Toriyama
  • 出版社/メーカー: VIZ Media LLC
  • 発売日: 2013/06/04
  • メディア: ペーパーバック
 

 

スラムダンクの英語のマンガもおすすめです。

Slam Dunk, Vol. 1 (1)

Slam Dunk, Vol. 1 (1)

  • 作者:Takehiko Inoue
  • 出版社/メーカー: VIZ Media LLC
  • 発売日: 2008/09/02
  • メディア: ペーパーバック
 

 

今はAmazonで簡単に英語のマンガが購入できます。

 

ドラゴンボールなどのアニメの場合は、動画も活用できるので英語で動画を見ることも生徒にすすめていきます。

 

好きなことを英語で取り組むようになると、英語力は劇的に伸びていきます。

特に動画を活用すると、普段英語を聞く機会が少ない分、一気に英語を聞く量が増えるので、リスニング力がどんどん伸びていきます。

 

日本の英語教育でも十分、洋書は読めるようになります。

あとは、その橋渡しをすれば、高校生でも十分洋書を読めるようになります。

 

日本の英語教育については、こちらの記事で詳しく説明しています。

jukupapa.hatenablog.com

 

最後に

英語は楽しみながら学習ができます。

もちろん受験勉強でも、楽しんでやることができます。

 

すべての生徒をうまく導けているわけではありませんが、多くの生徒が英語に興味を持ってくれるようになります。

 

日本にいて、洋書に触れる機会はそうは多くはないと思います。

一度洋書を見たり、触れたりするだけでも、何かの機会に洋書を読んでみようかなと思う可能性は高くなるのではないでしょうか。

 

生徒に実際に学校で習った英語を使う経験、生きた英語に触れる経験、英語を楽しむ経験を提供することができればと思っています。

 

皆様の参考になれば幸いです。

皆さまのご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。

お気軽にコメントして頂ければと思います。

 

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